超実践!ブログ革命―共感が広がるコミュニティ作り |増田 真樹
超実践!ブログ革命―共感が広がるコミュニティ作り
増田 真樹
角川書店 刊
発売日 2005-12
価格:¥740(税込)
オススメ度:★★★
ブログへの熱き思い 2006-03-29
増田さんのブログとそれが持つ社会革新の可能性
にかけた、熱い思いが伝わる一冊です。
著者によれば、ブログとは、単に、素人が自己満足で
生活の瑣末をつづった一過性のものではなく、
その人々が生きた証、時代のアーカイブにもなりうる、
壮大な社会基盤である、と言えます。
また、先端的なシーンを丁寧に取材し、さまざまなブロガーの
生き様、思い、さらに、RSSやソーシャル・ブックマークなど
の活用など、ブログやSNSを使うことによる革新と、
市民社会の生活人の復権を予言しています。
読んでいて役にたつと同時に、熱い思いに共感できる佳作です。
ブログの問題点から考えるヒント 2006-01-05
ハウツー系の多いブログ本の中で,最近はどうやってアクセス数をあげるか といった本も多く見られます.
この本もそういったたぐいの本ですが,ジャーナリストの視点から?ブログの問題点を浮き彫りにしながら,それを踏まえた上でどうブログとつきあっていくのかという点で述べられているところが,他と違う気がします.
昨今のブログは,スパムトラッキングや,コメント欄を悪用した匿名者の誹謗中傷も多く見られるようになってきました.有名人のブログもこの問題に悩まされている人が多いようです.
結局,メール・掲示板といったような流れと同じくしていくのか・・・・.
フラットなコミュニケーションの場のハズなのに,いつしか形成されていくメインストリーム重視思考.著名人の既得権益の乱入,「アクセス数が多い」「売り上げが多い」といった価値基準で惑わされていく流れ.情報統制の限界.人気ランキングの違和感.
こういった問題を考えるにつれ,ネットコミュニケーションとはいえ,結局は人との関係の築き方が大切なのであると説いている.
“ご近所つきあいのプロになること”
ブロガーにとって大切なのはこれである.
この基礎があってこそ,ネタのおもしろみ,記事の深みが花を添えるのである.
日記を通じたコミュニケーションを行っている方々.
少しコミュニケーションの取り方を考え直してみませんか?
ブログとは何か、どうあるべきか、考察している本 2005-12-28
「超実践!ブログ革命ー共感が広がるコミュニティ作り」そして本の帯に「400万人の悩め
るブロガーたちへ」「継続するコツ」「読者を増やすツボ」「ビジネス活用のヒント」が満
載!といった実利的なキャッチフレーズに触発されて買った本だが、中身はむしろ、ブログ
のコミュニケーション論にちかい内容だ。そのコンセプトは。やはり帯に目立たないように
かかれていた「進化したコミュニケーションが日本の社会を、アナタの人生を変えます!」
ブログという新しいコミュニケーション手段によって個人から情報が発せられ、小さな個
人がブログによってコミュニティをつくり社会に一定程度の力を持ち始めている。
そういった、ブログのもつ特徴や社会的な位置づけの考察をしているのが本書だ。HOW
TO ものかなと思って購入するとちょっとと思うかもしれない。
人気が出そうなコンテンツを目指す 2005-12-16
ブログで人気が出そうなコンテンツを書くには、1.読み応えがあること、2.役に立つこと、3.おもしろいこと、4.共感できること、の4つが考えられるという。しかしながら、1.には相当の文章表現力が必要だし、2.はむしろ専門家が持つ知見を公開すべき内容のもの、3.はユーモアのセンスが必要であるなど、ふつうの人が表現するには容易ならぬハードルの高さがあるのが現実である。
そこで著者は「共感できる内容を目標に書き続けてみなさい」と語る。
そろそろブログという”器”を説明しなければならない時代は終わった。その器の中に”どのような内容を盛り込むか”が問われるようになっている。個人で書き続けていく以上、なんらかの動機づけは必要だろうし、何をよりどころにして情報をアップし続けるか、自分のポジショニングを明確にしてゆく必要がある。はじめの頃は試行錯誤でもよいが、早いうちに自分のスタイル、ブログを書き続けるうえでの”柱”となるものを見つけることが大事なのだろう。そうでないとやがて壁にぶつかって、書き続けることはたぶん難しくなるに違いない。
ブログを書き続けるための”示唆”をたくさん与えてくれる一冊だ。
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