ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス |レベッカ ブラッド
ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス
レベッカ ブラッド
毎日コミュニケーションズ 刊
発売日 2003-12
価格:¥2,000(税込)
オススメ度:★★★★
ブログの創世記を語る貴重な本 2006-03-21
翻訳本であるため、すこし読みづらい面もあるが、米国のブログ事情がよくわかるとともに、ブログを開設するにあたって是非知っておきたい情報が網羅されている。これを読むと、日本であれ米国であれブログ事情はどこも同じであり、知っておくべき知識や心構えは「普遍的」であることがわかる。
日本でも数多くの「ブログ本」が発刊され、出版されるたびにその殆どを読んできた。各々の内容はまさに玉石混交の感を受ける。ブームの背景を受けて急遽出版の形をとったと見られる内容に乏しい書籍も決して少なくない。
しかしこの本は、ブログの創世記にアメリカで出版され、これからブログをはじめる人々をターゲットに密度の高い話題が展開される。店頭に平積みされた新しい「ブログ本」よりも、得られる内容は”雲泥の差”である。
「ブログとは何か?」を知る手がかりになる唯一の本 2004-11-19
ウェブログコミニュティの草創期から参加している著者の経験から書かれたブログを活用するための本です。
著者曰くまさか自分が本など書くとは思わなかった、と言っているように、ごくごく普通の人が書いた本です。なので専門用語もほとんど出てきません。
アメリカでのブログの広がりを幅広い視点から書いています。またアメリカでは大学のテキストとして採用されています。
「ブログとは何か?」を知る手がかりになる唯一の本かもしれません。
Weblogのマニュアルのひとつ 2004-06-23
写真では分かりづらいが結構チャラチャラしたカバーの本。見かけによらず中身は真面目。なにか新しい事をはじめるとき、マニュアル、その歴史になぜかこだわってしまう。マニュアルの僕。Weblogをはじめる際もマニュアルから。そんなマニュアルのひとつ。正直こんなにWeblogの概念・歴史について書いた本はないと思う。(日本語では)はじめの一歩、Weblogをはじめるにはコレ。Weblogの歴史のいい勉強になりました。
タイトルに偽りなし、だが…… 2004-06-23
ウェブログの中級もしくは上級の解説書です。本書はウェブログを題材にして「いかに WWW で意見を発信していくべきか」を語った思想書であり、著者の価値観に賛同するかどうかに関わらず、読者に多くの示唆を与えます。
本書はていねいに書かれているので、基本的に「ウェブログはAだからBである。よってCすべきだ」という論理展開をきちんと踏みます。このとき「AだからB」は同意するとしても、「よってCすべき」かどうかは見解が分かれるはずです。Cは解決策として最良か? そもそもBは忌避すべきことなのか? 著者の筆致には迫力があり、ぼんやり読むと呑まれます。それも悪くはありませんが、じっくり読む方が後に残るものがあるでしょう。
初心者には本書をお勧めしません。本書が取り組む諸問題は簡単な解決策を許しません。だから著者はこのような(結構な分量の)本を書いたのです。しかし観念的にテーマを捉える読者は、「どうも面倒なようだからウェブログなんてやーめた」となりかねません。本書はヘビーユーザ向けです。ライトユーザには「ウェブログ超入門」もしくは「ウェブログ☆スタート」を勧めます。
ところで本書は一部に可読性の低いページがありますし、ブックデザインも珍妙です。Go サインを出した編集者は反省すべきだと思います。星をひとつ引きました。
ブログの書き方、続け方 2004-05-09
よくあるBlog本とは違い、ツールのインストールの話やツールの使い方などは一切出てこない。ブログとは何か、なぜ書くのか、何を書くのか、どうすれば長続きするのかなどなど。タイトルの通り「実践的なアドバイス」となっている。
最近は色々なポータルサイトで無料のブログサービスが始まり、今まで多く語られたツールの技術的なことよりも、この本のようなブログを始めたあとの話が重要になってくるだろう。
ツールを自分でカスタマイズするのも楽しいし、私もそういうほうが楽しいこともある。
しかし、ブログの本質はやはり自分の考えを書く、情報を発信するという面にあると思う。
ただ、残念なのは翻訳が分かりにくく読みにくいことです。
.