アキバ系な起業のしかた―趣味を仕事にする方法 |アキバ系起業研究チーム
アキバ系な起業のしかた―趣味を仕事にする方法
アキバ系起業研究チーム
秀和システム 刊
発売日 2006-06
価格:¥1,680(税込)
オススメ度:★★★★★
かゆいところに手が届いた秀作 2006-05-31
「萌え本」「アキバ本」出版ブームが真っ盛りだが秀和システムから出た
「アキバ系な起業のしかた」はその中にあって一味違った仕上がりの本である。
内容はアキバ系のビジネスを起業した五人にインタビューをしているのだが、
この手の本では聞きにくい、でも一番知りたいお金の事を、きっちり露わにしているのだ。
インタビューの対象になったのはソフトウエア会社、美少女ゲーム会社、
ゲーム書籍の編集プロダクションなどだが、最後に一社、唯一商店を経営している
海亀有限会社が登場している。知る人ぞ知るショップ、三月兎の経営母体だ。
三月兎というこの店はいまのアキバの縮図のような雑貨屋(?)である。
パソコンの周辺機器がある。同人ソフトやフィギュア、マジコン、萌え本、
エロゲー&アダルトDVDにLEDライト、2号店には真空管アンプ関係の書籍や
何に使うのかわからないフラスコや試験管まで置いてある。
まさにカオスのようなアキバのエッセンスを濃縮した空間。
「アキバ系な起業のしかた」の中では店を立ち上げるまでのエピソードから
会社の設立時の苦労、そして売り上げから給料までを社長が語っている。
裏の事情までを明らかにしているわけで、ある意味当事者にはリスクの高い、
その分、真剣に起業を考えている読者には他では得られない、
大変参考になる貴重なエピソードが書かれているのだ。
.